FACILITY OUTLINE
施設概要
モデル植物研究支援施設は、基礎生物学研究所・超階層生物学センター・モデル生物研究支援室の中に設置された施設です。多様な実験植物を育成するための設備を備えています。また、昆虫や微生物の飼育と培養に利用できる設備もあります。これらの設備は所内はもとより、国内外の研究者に向け開放されています。
また、最近では様々な測定を行うための観測機器を整備し、所内外の研究者に利用されています。
さらには地元あるいは県外からの職場体験の受け入れや社会人の見学対応など、地域社会あるいは広く一般の方々に基礎科学(特に植物科学)に対する理解を深めていただけるような活動も行っています。
SERVICE
サービス
ネットワークカメラ(街中でよく見かける監視カメラ)のFTP転送機能を応用し、動植物の画像を一定時間ごとに24時間365日連続して撮影しNASに保存するシステムを構築した。これらの画像から動画を再構成することで変異の発見や行動解析などに利用されている。
市販されている蛍光灯の傘(器具)の内部にある安定器をカットし電源に直結することで、安定かつ経済的なLED照明装置を作製している。また、市販のタイムスイッチを応用し、任意の時間(1分から24時間)で点滅を繰り返す電源回路を作製し研究者に提供している。なお、担当職員は第1種電気工事士の資格を所持している。
市販の温度監視装置の外部入力に排水処理装置の警報回路(100Vの有電圧)を無電圧接点に変換して接続することで、ポンプの異常をメールで通知するシステムを構築した。温水供給用ポンプの稼働状況や温室の扉の開閉状況の監視などにも応用している。